【長寿のお祝い】60歳から250歳までの呼び方や由来や色を紹介!

長寿のお祝いまとめ
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こんにちは!たかみんです。

長寿のお祝いって60歳以降いろいろありますよね。

祖母がもうすぐ100歳の誕生日なんです

おめでとう!

なにかお祝いをするの?

もちろん!

でもどんなお祝いをしたらいいかしら?

テーマカラーって何色?

さっそく長寿のお祝いを調べてみましょう!

おじいちゃんおばあちゃんの長寿のお祝いはどんな種類があるのでしょうか。

年齢やテーマカラーをまとめてみました。

お祝いを計画するときに、今回の記事を参考にしてもらえたら嬉しいです。

大好きなおじいちゃんおばあちゃんが喜んでくれるようなお祝いができるといいですよね。

新・長寿のお祝い

ところで 

数え年満年齢という言葉は知っていますか?

聞いたことはありますよ

でも 詳しくは知らないな・・・

では 本文に入る前にちょっと豆知識です

数え年と満年齢ってなにが違うの?

数え年  

昔は「0」という考えがなかった

生まれた日を1歳として数え、元旦に歳を重ねるという考え方

満年齢  

現在一般的な年齢の考え方

生まれた日を0歳として数え、誕生日に歳を重ねるという考え方

この記事では満年齢で表示しています。

なるほど!

ん??どっちの年齢でお祝いするのかしら?

最近では満年齢でお祝いすることが多いようですよ。

どちらの年齢でお祝いするのかは、ご本人や家族と相談するといいですね

60歳【還暦】のお祝いとは

60歳還暦

生まれた年の干支に還ることから「還暦(かんれき)と呼ばれます。

テーマカラーはですが、その由来はなんでしょうか。

赤には昔から魔除けの力があるとして、子どもの産着のちゃんちゃんこに使われていました。

「還暦」には生まれ直しという意味があることから、赤色のちゃんちゃんこを贈る習慣が昔からあるんですね。

現在は赤色のプレゼントや花を贈るケースも多いようです。

70歳【古稀】のお祝いとは

古稀のお祝い

「人生七十古来稀なり」に由来し、「古稀(こき)」と呼ばれます。

これは中国の唐時代の詩人、杜甫の『曲江』の一節です。

杜甫が70歳の頃の詩かと思いきや、当時杜甫は47歳。

念願であった朝廷での仕事につけましたが、朝廷は二派に割れ、仕事も思ったようにはいかず、毎日仕事帰りに飲み歩いていたとか。

「酒債は尋常行く処に有り」という文の後に「人生七十古来稀なり」が続きます。

現代の言葉にすると

「飲み代の借金は行く先々にあるが、かまうものか。70歳まで生きられることは稀なのだから、今のうちにせいぜい楽しんでおきたいものだ」

というなんとも投げやりな内容です。

参考資料はこちら→『曲江』杜甫 【原文・書き下し文・現代語訳・解説】 (chugokugo-script.net)

常用漢字で書くなら「古希」ですが、もともとは「古稀」と書き、「稀」には「まれ、ごく少ない」という意味があります。

テーマカラーは昔から高貴な色とされていた紫色です。

77歳【喜寿】のお祝いとは

喜寿のお祝い

「喜寿(きじゅ)」の「喜」の草書体が七十七と書かれることから、77歳をお祝いします。

「喜寿」から100歳のお祝いである「百寿」まではすべて文字の語呂合わせから由来して生まれたお祝いになります。

また、60歳のお祝いである「還暦」や70歳のお祝いの「古稀」が中国から伝えられた風習であるのに対して、

「喜寿」初めて日本で生まれた長寿のお祝いです。

「還暦」「古稀」のお祝いが定着したことや、平均寿命が延びてきたことも背景にあるようですね。

テーマカラーは昔から高貴な色とされていた紫色です。

80歳【傘寿】のお祝いとは

傘寿のお祝い

「傘寿(さんじゅ)は「傘」の略字が八と十を重ねた形になり八十と読めることに由来することから、80歳をお祝いします。

また、80歳のお祝いということで「八十寿(やそじゅ)」とも言われます。

テーマカラーは昔から高貴な色とされていた紫色です。

88歳【米寿】のお祝いとは

米寿のお祝い

「米寿(べいじゅ)は「米」の字をくずすと、上から八十八と読めることに由来して、88歳をお祝いします。

「八」は着物の裾が開いた形を連想させることから「末広がり」と言って、古くから大変縁起が良い数字とされてきました。

その「末広がり」の「八」が二つ重なることから、「米寿」とても縁起が良くおめでたいお祝いとされ、

長寿のお祝いの中でも特に盛大にお祝いする地域が多くあります。

また、「米寿」のことを「米(よね)の祝い」と呼ぶこともあります。

テーマカラーは稲穂の色にちなんで黄色金茶です。

90歳【卒寿】のお祝いとは

卒寿のお祝い

「卒寿(そつじゅ)の「卒」の略字が九と十を重ねた形になり九十と読めることに由来し、90歳をお祝いします。

テーマカラーは昔から高貴な色とされていた紫色です。またという地域もあります。

「卒寿」の他にも「星寿」という呼び方があるので、以下にご紹介します。

「卒寿」は他に「星寿(せいじゅ)」という呼び方があります。

これは囲碁界独特の呼び方です。

碁盤の種類は、小さなものから大きなものまでいろいろありますが、

縦19本、横19本の線がある19路盤が正式な碁盤です。

この碁盤の盤面には361個の交点がありますが、その中でも黒い丸のことを星と呼び

9個の星にちなんで90歳のお祝いを「星寿」と呼ぶそうです。

【卒寿とは】90歳のお祝い! 意味・由来やテーマカラー、祝い方について解説 – 親孝行・家族のお祝いメディア【だんらん日和】 (danlan.jp)

99歳【白寿】のお祝いとは

白寿のお祝い

「白寿(はくじゅ)は「百」から「一」を引くと「白」になることに由来しています。

テーマカラーは「白寿」の漢字にちなんでです。

100歳【百寿】のお祝いとは

百寿のお祝い

長寿お祝いの中でも大きな節目となる「百寿(ひゃくじゅ)は、100歳のお祝いのことを指します。

「百寿」は他に「ももじゅ」とも読まれます。

また100年が一世紀ということから、「紀寿(きじゅ)」とも呼ばれています。

100歳にもなると子や孫に加え、ひ孫がいる方も多いのではないでしょうか。

今までの感謝とともにこれからも健康で長生きしてもらえるよう、家族でお祝いできるといいですね。

テーマカラーはですが、

「百寿」が「ももじゅ」とも読めることから桃色と言われることもあります。

100歳を迎える方には内閣総理大臣からお祝い状と記念品が贈呈されます。

101歳以上のお祝いまとめ

100歳以上にもなると毎年長寿のお祝いをするようですが、

呼び方があるお祝いをいくつか紹介します。

101歳以上をお祝いする場合には特に決まったテーマカラはありませんので、

ご本人の好きな色やお祝いらしい色を選ぶといいでしょう。

108歳【茶寿】

「茶寿(ちゃじゅ)」は「茶」の字をくずすと「十・十・八・十・八」になります。

十と十を足して「二十」、「二十」にさらに「八十八」を足したことに由来しています。

111歳【皇寿】

「皇寿(こうじゅ)」の漢字は上下に「白」と「王」に分けられます。

「白」は99歳のお祝いである「白寿」と同じく「100ー1=99」と考えます。

「王」の漢字をくずすと「一」と「十」と「一」になり、

「白」に「王」を足すと「99+1+10+1=111」になることに由来しています。

また111は「川」にも見えることから「川寿(せんじゅ)」とも呼ばれます。

120歳【大還暦】

「大還暦(だいかんれき)」二回目の還暦ということから、120歳をお祝いします。

250歳【天寿】

「天寿」は250歳を指すことの他にも「天から授かった寿命」という意味もあります。

「天寿を全うする」の意味としては、天から授かった命を充分生きてあの世に旅立つということになります。

長寿のお祝いまとめ

新・長寿のお祝い

60歳から250歳までの長寿のお祝いを紹介してきました。

年齢により様々なお祝いの呼び方やその由来、数字や漢字にちなんだテーマカラーなどがありますね。

この記事を最後まで読んでくださった方には、きっとお祝いをしてあげたいおじいちゃんやおばあちゃん、または身近にそういった高齢の方がいるのだと思います。

私にも先日100歳の誕生日を迎えた祖母がいます。百寿となるお誕生日に、祖母が無理のないように家族で自宅でお祝いをしました。

お祝いする私たちも感慨深かったですし、また祖母が「幸せだなぁ」と喜んでくれたので本当に良かったと思います。

大切な人の人生の節目、ご本人の体調に配慮しながら、家族みんなで思い出に残るようなお祝いができるといいですね。

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