役者になりたい人必見!高校卒業後の進路どれを選ぶ?

高校卒業後の進路
この記事は約13分で読めます。

こんにちは!

元舞台役者のたかみんです!

当サイトは役者のタマゴを応援するサイトです

こんな悩みありませんか
  • 役者になりたいけど、進学した方がいいの??
  • 役者になるためには、どんな進路がある??
  • 演劇を学ぶには、どんな学校研究所へ進めばいいの??

私も高校三年生の時、ギリギリまで進路について悩みましたねー。

「将来は役者になりたい」といっても、芸能界や演劇の世界に詳しい人が周りにいない場合もあります。

親や先生から反対される人もいるかもしれません。

高校卒業後の進路について悩んでいるあなた。

この記事を読むと、今までより少し具体的な進路が見えてきますよ(^^)

サイト運営者はどんな人?

舞台に憧れて上京し、10年ほど演劇にどっぷりはまっていた元舞台役者。

高校生までは田舎育ちだったため、お芝居に関する情報が少なく苦労しました。

高校では演劇部に入部するが物足りなく、地元のアマチュア劇団に入ったり、都内の演劇ワークショップなどに通ったり。

大学進学と同時に上京し、並行して養成所にも通い演技を基本から学びました。

そんな経験から、これから役者を目指す人の手助けがしたいと思い当サイトを立ち上げました!

この記事では

  • 役者志望の人は高校卒業後どんな進路があるか
  • 演劇を学ぶためにはどこに入ったらいいか

をまとめています。

この記事を読めば、悩んでいる進路についてあなたの方向性が見えてきます!

進路について悩んでいても、高校卒業後になにを学びたいのかをしっかり見極めていきましょう!!

もし困っていることや相談などあれば、こちらの

お問い合わせTwitterのDMで気軽に聞いてくださいね(^^)

重要!まずは自分の人生設計を考えること

人生設計をしよう

まずは自分の人生について計画を立ててみましょう。

「人生でやりたいこと100のリスト」は聞いたことがありますか。

自分の人生で何がしたいか、どこに行きたいか、そして、どんなことに幸せを感じるか・・・

職業を考えるだけでなく、

自分はどんな人生を送りたいのかを考えてみましょう!

お芝居以外にもやりたいことはありませんか?

いつか行ってみたい場所や、一度でいいから挑戦したいことはありませんか?

自分の人生について長い目で考えてみることは大事なことです。

「どんなことに出会うか、誰と出会うか」で人生は変わります

ですから、今の時点での人生設計をしてみましょう。

人生設計しても、後々いろいろな影響を受けて変わっていく可能性は充分あります。

それらのことを考える際にタイムバケットという考え方があります。

簡単に言うと、年代ごとのバケット(=バケツ)にその年代でやりたいことを分類していくのです。

「20代ではこれがしたい」とか、「30代ではこれがしたい」「40代」「50代」「60代」「70代」「80代」・・・健康寿命でもいいし100歳以上まで考えてもいいですね。

例えば

「アメリカに演劇留学したい」と思ったとき、それはどの年代のバケットに入りますか?

「本を出版したい」

「朝ドラのヒロインになりたい」

「下北沢のザ・スズナリで芝居をやりたい」

「憧れの俳優さんと共演したい」

「映画を作りたい」

「個人芸能事務所を立ち上げたい」など

では少し具体的な年齢で・・・たとえば20歳の自分を想像してみてください。

ここからは「○○かもしれない話」です(^-^)

たとえば20歳の自分
  • 体力があるので、生活費のためアルバイトを掛け持ちしているかもしれない
  • 受けられるオーディションの数も多いかもしれない
  • 20代や30代で役者を辞めたとしても、その後就職しやすいかもしれない

たとえば60歳の自分
  • 結婚して家族がいるかもしれない
  • 親の介護が必要になっているかもしれない

自分の年齢もそうですが自分の周りの人や環境も変わります。

だからこそ、自分のやりたいことはいつやるのか、人生の計画を立ててみてください。

いつまでやりたいことを続けるのかを考えるきっかけになると思います。

役者を始める人はたくさんいます。

ほとんどの人がどこかの段階で辞めます。

でも、だからこそ、若いときに挑戦する価値があるとも思います。

人生の最後になって「本当は役者を目指してみたかった…泣」と後悔したくないですものね

大学・短大・専門学校へ進学する

大学・短大・専門学校で学ぶ

演劇が学べる学校

四年制大学
2023年1月現在

↑↑

興味のある大学については、上記の大学名をタップしてホームページを見てみましょう!

資料請求をして、カリキュラムの内容について把握しておきたいですね。

上記の大学以外にも、演劇を学べる大学はまだあります。

「演劇学」になってくると、演劇の歴史や演劇論などの講義になります。

「実習」がある場合は実技も学べますが、実習がある大学は少ない印象です。

つまりは自分がその学校で「なにを学びたいか」をはっきりさせておくことが重要です。

オープンキャンパスに参加して自分の目で見てくるといいでしょう。

まずは大学のパンフレットを取り寄せてみましょう。

\気になる学校の情報がいっぺんに手に入るよ~♪/

短期大学
2023年1月現在

桐朋学園芸術短期大学の演劇専攻は、「幅広い教養と高度な専門性を兼ね備えた俳優および表現者の輩出を教育目標」としています。

そのため、講義のほかにボイストレーニング・日本舞踊・バレエ・狂言・ダンス・ヘアメイク・上演実習などがあります。

高校1年生から参加可能なオープンキャンパス(web版もあり)や入学志願者のためのワークショップがあります。

関心がある人はさっそく情報を集めておきましょう!

専門学校

全国に多数あり、中にはオンラインで学べる学校もある

専門学校は学校ごとに特徴があります。

どんなカリキュラムで2年間過ごすのか内容をしっかりチェックしておきましょう!

\大学も短大も専門学校も~♫/

演劇学科以外を選ぶ場合

学校では演劇以外の学科。

学校に行きながら、夜や休日を使って演劇活動をする方法もあります。

例えば

  • 夜間の養成所や研究所に通う
  • ボイススクールに通う
  • ワークショップに参加する
  • オーディションを受ける
私の場合

私の場合ですが、大学に通いながら養成所にも3年間通っていました。

大学時代は幅広く学んで色々な人と出会い、自分を成長させたかったんですよね。

  • 演劇の養成所
  • 大学のサークルに参加
  • 大学で資格取得
  • 習い事は日本舞踊・ダンス・歌
  • 掛け持ちでアルバイト

忙しかったですが、かなり充実してましたよ(^o^)

ちょっと聞きたいんだけど…

芸術系の大学や理系の大学だと、お芝居と両立できないってホント?

作品制作や実習に時間が取られるから、大変になるとは聞きますね~。

でもあきらめるのはまだ早い!

学校と演劇の両立は必ずしも無理ではないと思いますよ。

休日を使ったり、期間限定で活動する方法もあります。

金額的なこと時間配分を含めて柔軟に考えてみましょう!

劇団の研究所へ入所する

養成所・研究所で実践から学ぶ

劇団の研究所に入る際には、入所前にそこがどんなところか見ておくことをおすすめします。

しっかり基礎から学べるか、雰囲気は悪くないか、自分のやりたい方向性と合っているかなどは入所前に知っておくべきです。

初めに払う金額はけっこう高額な場合がありますから。

入所を決める前に自分で出来ることは以下の通りです。

  • ホームページで内容を確認する
  • 疑問点はメールや電話で問い合わせる
  • 発表会や公演を観る
  • 稽古を見学する
  • 体験会に参加する
  • 説明会に参加する

どんなところがあるの?

劇団の研究所といってもいろいろあるから、有名な劇団をいくつか紹介しますね

各ホームページよりまとめたものが以下の表です




研修期間学費(入学金等含む)募集条件備考
劇団俳優座 演劇研究所2年間1年次55万円
2年次30万円
18歳以上・経験不問年次ごとに進級査定あり
文学座 演劇研究所 1年間(本科)年間53万円18歳以上・経験不問研修科へ進級時に選考あり
劇団青年座 研究所1年間(本科)
1年間(実習科)
年間55万円
本科:17歳~28歳・経験不問
実習科:18歳~29歳・演技経験者
新国立劇場 演劇研修所3年間年間242,000円
*3年次は121,000円
18歳~30歳2年次へ進級時に審査あり
劇団四季 研究生コース 1年間不要18歳~25歳・経験不問全日制の学業やアルバイトとの両立は不可
2023年1月現在

詳しい内容については各ホームページの募集要項をご確認ください。上の表の劇団名をタップするとそのホームページへ行けます。

今現在募集していない劇団もありますが、参考のために載せました。

ほとんどの研究所が学費などがかかります。

その点、劇団四季は学費は無料ですが、全日制の学校やアルバイトとの両立はできません。そのため、前もって生活費を貯めておくか家族に養ってもらうなどの協力がないと難しいでしょう。

上記のような研究所に入所するときには試験があります。一次試験・二次試験を通過した人だけが入所できます。

まめにチェックして募集情報を逃さないようにしましょう♫

研究生から劇団員になれたとしても、舞台だけでは生活できないのが現実です。

アルバイトをしながらの生活になることは覚悟しておかなくてはなりません。

えぇっ…!

どうしよ、厳しそう、ムリかも…

たしかに大変です。

でも、みんな下積み時代を経験して大きくなるんですよ。

下積み時代かーーー!

よしっ、がんばりまーーす‼

劇団の研究所や養成所では演技の基礎を学び、経験を積み、良い人脈を広げながらステップアップしていきましょう!

▼いろいろな演劇を観たい方はこちら!『観劇三昧』でたくさん演劇を観てみよう!

芸能事務所に所属する

事務所に所属する

芸能事務所にはオーディションスカウトで入ることが多いです。

最初は仮所属のような形で仕事のオーディションを受けることもあります。

ただし、念のためにお伝えしますが、芸能事務所に所属してもすぐに仕事があるとは限りません。

特に初めはレッスンなどが必要なこともあります。

事務所の方向性や金額面などは、事務所に入る前にしっかり説明を聞いたうえで納得して所属しましょう。

こんなことがありました

以前私が所属していたところでは、宣材写真代が高額でした(>_<)

「10万円」です。

事務所の説明では、そのカメラマンは業界では有名な人でこの値段で撮ってもらえるなんて安いとのこと。

事務所側に沿った「宣材写真」がないと売り込めない、というのはわかりますが、…それにしても高すぎる!!!

結局ほかのことでも納得いかないことが出て来たので、その事務所を辞めました。

※その後、別の事務所では宣材写真代を払うことはありませんでした(^^)

芸能事務所ってどう選んだらいいの?

怖そうなイメージもあるなぁ…

所属している役者さんはどんな人たちで、どの分野で活躍しているかは参考になりますよ!

その事務所が、例えば「映画に強い」とか「バラエティー番組に強い」などの傾向がわかります

自分が目指している役者さんの事務所で新人募集があれば応募してもいいですよね(^^♪

俳優や女優やタレントさんは「商品」というのを聞いたことはありますか。

「商品」というとまるで「物」のようでイメージが悪いですが、要するにその人の才能や表現力や影響力が「価値」となっている。

その「価値」を売り出すのが芸能事務所ということは頭の中に入れておいてください。

もちろん一人一人に人格がありプライベートもありますよね。

それを尊重してくれる事務所に出会えるといいですね。

地方から東京へ引っ越す

地方から東京へ引っ越す

「まずは東京に引っ越してから、事務所や養成所を探そう」という順番はお勧めしません。

なぜなら東京で生活するだけでも大変ですから。

だから、軸となることを決めてから上京しましょう。

軸となることとは、学校へ行くとか事務所に入るとかということです。

夢を持って東京へ出てきた若者は「カモとして標的にされやすい」ということを頭の隅においておきましょう!

東京に住んでいる人からしたら、そんなに怖いところじゃないのにと思うかもしれませんが(^^;)

美味しい話にはお金と身体が狙われていると疑うくらいがちょうどいいです…‼

不安なことがあれば、まず誰かに相談して客観的な意見を聞いてみましょうね。

私も演劇の先輩や友人によく聞いてもらっていました。

私でもよければ相談に乗りますよ!

気軽にお問い合わツイッターでDMしてくださいね♪

まとめ:役者になりたい人の高校卒業後の進路

自分が進む道

役者になるためには、どんな進路がある??
演劇を学ぶには、どんな学校研究所へ進めばいいの??

という悩みに対して書いてきました。

役者になりたい場合、演技の基礎を学ぶことはとても大切です。

どんなことでも基本が出来ていないと、応用できませんよね。

つまり、「自分の個性」や「表現」を演技として形にするときには基礎が大事ということです。

役者になりたい人の高校卒業後の進路には以下のものがありました。

  • 大学・短大・専門学校へ進学する
  • 劇団の研究所へ入所する
  • 芸能事務所へ所属する

でも学校や研究所を卒業したら誰でも役者になれるわけではありません。

自分の努力や行動力、そして良い人脈と運が大切になってきます。

役者を始める人はたくさんいます。

ほとんどの人がどこかの段階で辞めます。

でも、だからこそ、若いときに挑戦する価値があるとも思います。

どこでなにを学びたいのか

あなたの方向性が見えてきましたか?

プロの役者への道のりは険しいですが、

やりたいことがあるなら挑戦していきましょう!

人生は一度きりです。

役者のタマゴさん!応援しています!!!

▼今からでもすぐにできる演技の勉強は、こちらの記事をご覧ください。

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